今話題の象印の加湿器を妻が欲しいと言うので、この度購入しました。使ってみた感想をを紹介します。買おうか検討している方の参考になれば幸いです。
象印の加湿器 EE-TA60 の特長
象印の加湿器(EE-TA60)は、スチーム式と呼ばれるタイプの加湿器です。
スチーム式と呼ばれる加湿器であり、水をヒーターで加熱して蒸発させて、その湯気を空気中に送り出して加湿します。やかんでお湯を沸かすイメージですね。
ざっと特長を挙げると、
- 超音波式や、ハイブリッド式(加熱気化式)のように、水を染み込ませるフィルターが存在しないため、フィルターのお手入れが不要
- 水を沸騰させるため、菌が繁殖しにくく衛生的
- 加湿し始めてからはパワフルで、加湿能力が高い
- 高温の蒸気を放出するので、室温を上げる効果もあり。寒い冬にはGood。
購入時の注意
2025/01/26 現在、品薄状態のようで、どのショップを見ても売り切れ状態です。オンラインショップはどこも品切れ、家の近くの家電量販店2件回って見てきましたが、どちらも売り切れでした。。
一部、楽天で買えるショップもありますが、公式オンラインショップの価格が 28,3800円のところ、489,800円とかで売っています。プラス2万円以上上乗せされている…こういう品薄商品があるあるですね^^;
そして、何を隠そう私は、事前に価格帯ををよく調べずに、この 489,800円 が定価なのかと思って買ってしまいました…orz
妻から、「品薄だけど買えたの!? いくらで?」と聞かれ、割高価格で買ってしまっていたことが判明。無駄な物を買ったわけではなく、加湿器自体には満足しているのですが、、ちょっとショックです。皆様も、購入される時はまず相場をチェックするのをお忘れなく…!!
使ってみた感想
開封〜使用開始まで
箱を開けると、本体と、電源ケーブル、取り扱い説明書、洗浄用のクエン酸 30g1(1回分)が入っていました。部品が少なく、とてもシンプルですね。そして、見た目はまさに「湯沸かしポット」です。電源ケーブルは、ポットと同じで、磁石で本体にくっつけるタイプです。床に置いていて、足を引っ掛けてしまったときに、すぐに外れて安全なようにこの作りになっているようです。


蓋は、開けるために引っ張るところと、ロック解除する つまみ が付いています。写真では頑張って片手で開けていますが、すごくやりづらいので両手で開けた方が良いです。小さなお子さんが簡単に開けられないように、また、誤って本体を倒してしまったときに、簡単に蓋が開かないようにするための仕組みかなと思います。

蓋を開けると中はこのようになっています。見た目はほんとポットですね。△ここまで のラインが、満水の量です。その左上にある「湯すて位置」は、その上の縁の部分に穴が空いており、余ったお湯を捨てる時に、そこが下になるように本体を倒せば簡単に捨てられるようになっています。

水を入れます。キッチンの蛇口で水を入れましたが、蛇口の高さが結構ギリギリで、もう少し蛇口が低かったら本体が下に入りませんでした。まぁその場合は、お風呂のシャワーを使って入れれば良いのですが、風呂場まで持っていくのが若干面倒なので、買う前にチェックしておいた方が良いと思います。
本体の外形寸法は、公式サイトの情報によると、以下の通りです。
幅×奥行×高さ(約cm) | 24×27.5×36.5 |
---|

水を入れたら、いよいよ電源を入れて加湿開始!と思ったのですが、スチーム式なのでお湯が沸かないと加湿されないことに気づきました^^;
説明書によると、室温20℃、水温20℃、通常モードの場合、加湿開始まで35分かかるとのこと。急ぐ場合は、ぬるま湯を入れるか、給油量を少なめにせよと書かれていました。
私は常温の水を満タンに入れてしまったので、35分待った後、湯気が出てきました。

使ってみて気づいたこと(良い点・悪い点)
- 加湿中は、本体の上部から熱い蒸気がモクモク出てくるので、良く加湿されていると感じますし、近くにいると温かいです。まさに、沸騰したやかんを置いているかのよう。加湿器を使うのは寒い冬の時期なので、暖房効果もあって一石二鳥だと思います。
ただ、熱い空気が出てくる本体上部はかなり熱くなっているので、触ると危ないです。小さなお子さんがいる家庭では誤って触らないように、置き場所を工夫したり、気をつける必要があると思います。 - ポットと同様に 取っ手 が付いているので移動しやすくて良いです。
我が家では、起きてる間はリビングで使用して、寝る時は寝室に移動させて使っているのですが、以前の加湿器(超音波式)は取っ手がなかったので両手で抱えて持つか、床を引きずるしかなく大変でした。これなら片手で運べるので楽です。 - 加湿中は、ボコボコ湯沸かし音がします。(ポットのお湯が沸騰している時の音)
超音波式の加湿器と比べると、結構大きな音なので、静かな部屋ではちょっと気になります。
静音モードが用意されているので、寝る時はこちらを使うと良いです。 - 残念な点として、水の残量が外から見て分からないです。湯沸かしポットならば、今の水量が分かる目盛りが必ず付いていると思いますが、この加湿器にはそれがありません。なので、本体を持ち上げたときの重さでざっくり残量を確かめています。
これだけ見た目がポットみたいなのに、、、象印さん、なぜ!?
同じことを感じる人は多いと思うので、今後のモデルで搭載されることを期待ですね。
まとめ
象印のポットみたいな加湿器 EE-TA60 を使ってみた感想を紹介しました。注意必要な点、残念な点もあるにはありましたが、シンプルで衛生的、持ち運びやすく、十分な加湿プラス暖房効果もあり、総合的に見て満足な製品だと思いました。
品薄状態が続いているようですので、購入先を探す際は、価格が割高になっていないか、くれぐれもご注意下さい。早く在庫補充されて買いやすくなれば良いなと思います。
コメント